社員研修は何のために行うのか?

社員研修と聞けば、社員の教育のためと答える人は多いでしょう。それではその教育を行うのは、どんな目的のためでしょうか。実はここで間違った認識をしてしまうと、求める成果が得られなくなってしまいます。社員が仕事をする目的は、会社に利益をもたらすことです。つまり社員教育は会社の利益をより大きくするためであると考えられます。実はこのロジックで研修を行うと、失敗する可能性が高くなります。

社員研修が会社の利益のためではない理由とは

会社のお金を使って社員研修を行う目的が会社のためではないというのは何故でしょうか。それは社員が何のために働いているのかということに関係があります。社員は決して、会社のために働いているわけではありません。当然ながら、自分や家族が生活をするために働くのです。つまり、社員と会社の利害関係が一致することで雇用関係は成り立っていると考えられます。社員が他の条件の良い会社に移ってしまうというのが、良い証拠です。これは利害関係が一致しなくなったことを意味しています。つまり、社員研修は社員自身のために行うのだという発想を持つ必要があるというわけです。

何故社員研修は社員のためのものなのか

何故社員のために社員研修を行うのでしょうか。その理由は二つあります。一つは働く社員のスキルを高めることで高い成果を生み出してもらえるからです。そしてその動機付けはあくまでも、社員自らの生活を向上させるためであることが大事です。そしてもう一つは、研修によって教える行動理念を会社が掲げる理念と一致させるためです。ここで初めて社員が、その会社で働く意味を見出すことになります。

社員研修とは人材の育成を目的とした研修のことを言い、ビジネススキルやマナー、業務知識などを教育します。